日和ってる奴はだいたい友達 23

日和ってる奴はだいたい友達 23

 

ー 和歌山県 ー 美月家が所有する土地の山の中腹にある宿舎として使用する建物の前にやってきた、山の麓あたりには裏防衛省の作業場がある場所で美月家桜時家の祖父母が住んでいるエリアでもある、山も海もありトレーニングにはもってこいの場所だ

 

荷物を下ろしながら海空が空海に疑問だったことを問う

空海先輩、藤堂さんが筋トレとかもするって言ってたんだけどさ、魔法に筋肉って必要?関係あんの?」

「筋肉と体幹があれば大概のことできんじゃねえの」

荷物を運びやすいように振り分け作業していた最澄が荷物の間から顔を覗かせる

「フィジカル強化は絶対必要でしょ、でもなぁ、また話すけどさ、俺達、魔法が謎なんだよね…とりあえず迅速に運んでよ、終わんないよ」

「「うす」」

荷物を持っていこうと体勢を直そうとしているとざわざわと人の声が聞こえてきた、袴姿の人やジャージ姿の人が荷物の前に集まってきた、(コンニチハー、俺達も運びいれます)悠一郎が声をかけていた神社の人達らしかった、荷物の振り分けをしていた最澄が(お願いします)と言って指示を出した、ずっと人が使っていなかった建物だったため物がなく、持ってきた荷物の量もかなり多かったが人手が増えた分どんどん荷物は無くなっていく

「「お疲れー」」

ドリンクをいっぱい入れた袋を持って優弦と明澄が海空のところへやってきた

「おー、何の手伝いだったんだ?」

「俺、メシ作ってる、もう食えるよ」

「僕は陵介さんと近くの作業場を使えるようにしてる」

最澄がドリンクを受けとりながら疲れたなという顔をする

「まあ、でももう終わりそうで良かったよ」

晴明と空海がドリンクをもらおうと近付いてきた

他のことをしていた夏向も駆け寄って来た

「皆、お疲れ様、食べたり飲んだり休憩してよ?」

「「「「「「お疲れー」」」」」」

(そうだ)夏向はきょろきょろして誰かをロックオンして呼びにいった、数人に声をかけ、皆の前に戻ってきた、老夫婦2組と20代後半くらいの男性2人を連れている

「紹介するね、こっちから、ウチの碧(あお)じい、りおばあ、陵介んちのハルじい、みかばあ、陵介の上のお兄さん浬久(りく)兄、は、美月神社を管理してくれてる、下のお兄さん蓮(れん)兄は桜時神社を管理してる、じいじ、ばあばや神社の人達もいろいろ協力してくれてるんだよ」

「「「「「「しあす!」」」」」」

あちこちから(よろしくね)と返事が返ってくる

あちこち手伝っていた陵介が冷蔵庫設置したから買い出しも必要だと寄ってきた

人手も増えたところで荷解きや買い出しに別れて作業を再開する、宿舎と陵介の作業場があるエリアは山の中間くらいに位置しヘリが着陸したのは山のてっぺん付近にある美月神社の敷地内だ、車で荷物を宿舎前まで輸送しては下ろす、を繰り返していた

「ちょっと待てえぇええ!なんだそれはああぁあああ!」

「「「また、あいつかよ、マジうっるせえなっ」」」

かくりよ組の3人は天星がまたなんか怒こってんのかよとうんざり気味にもう振り向かなかった

空には化保護猫のタコくんといっちゃんがストーンをいっぱい詰めたバックパックを背負って運ぶ手伝いをしていた

「夏向あぁー、化け猫飛んでっし、ついてきてんじゃねえか!お前知ってたのか?」

何やら怒っている兄のもとへ駆け寄る

「兄さんのヘリにくっついてるな、とは思ってましたけど、報告が必要でしたか?」

「住民の皆さんが驚かれるだろうが、ウチはただでさえちょっと怪しい集団なんだぞ、あんなでっかい猫が飛んでたらまずいだろう?」

「…うーん、かわいいネコちゃんねって言ってくれましたよ?ウチと関わり深い土地だからですかね…」

最澄に夏向のとこに持って行ってと言われて猫達が夏向と天星に近寄ってきた

グルグルゴロゴロ言いながらいっちゃんが夏向に頭突きしてくる、タコくんは天星に頭突きをして右から左に往復して顔を擦り付けてくる

「ぶぶっ、まっ…、ぶふっ、いま顔サイズでかいって、ばっ…」

夏向はいっちゃんのバックパックを外す

「ありがとう、いっちゃん、兄さん、もふもふ遊んでないで背中の荷物おろしてあげてください」

天星はクリームパンのようなお手々で抱きしめられながら納得いかなそうだ

「ええ?俺?遊んでねえし違うだろクソっ肉球をどけろ、ぷにっとすんな、はなせよ荷物おろせないだろ!」

右のショルダーを外そうとすれば右手を少し上げ、左側を外そうとすれば左手を上げる、外しやすいように動いてくれた、バックパックをおろすと両手を揃えて座りシュルシュルと普通サイズに戻った

〈 クッソ!クソっクソっ、、なんなんだよこのクソかわいい生き物はよ?心臓が持たねえ、崩れ落ちねえでいるのがやっとだ、とっ、尊いいいっ クソ 〉

兄の背中が甘い雰囲気だったのでもう怒ってないようだと夏向は早々に作業に戻ろうとしたが兄が呼び止めた

「こっちでのこいつらの寝床はどうなってる」

少し振り返って

「兄さんが用意してあげては?この子達、兄さんにお願いしたいみたいですよ」

「そ、そうか」

そう答えておけば自分達が用意するより遥かに立派な寝床になるであろうことを夏向は知っている

〈昔からそう〉

少しずるいかなと思いつつも時々利用してしまうのだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日和ってる奴はだいたい友達 22

日和ってる奴はだいたい友達 22

 

防衛省に到着したとき合宿の荷物の積込は半分ほど終わっていた、かくりよ組も手伝いをしておりついた早々ヤジを飛ばしてきた

晴明が(ああん?)と意地悪く笑いながらからかう

「おせぇよ、夜更かししてんなよ」

空海は荷物の上に頬杖ついて呆れている

「せっかく一緒に飛んでやろうと思ったのに寝不足だからダメだってよ」

「「「えええ、マジか」」」

0世界は魔法圏ではない、裏防衛省の本部がある京都は現在侵略者対策で無許可で能力者や化け保護猫が飛べるが他県は飛行許可が必要だ今日の移動に合わせ関西圏すべてに許可を取り久々に飛べる予定だったのだ、だが寝不足の体を気遣って悠一郎がNGを出した

最澄はなだめるような表情でため息をついた

「たいしたことないのにって思うかもしれないけど何かあったら皆が傷つくだろ、君達も止めなかった人もね、そこは解ってあげなよ?」

(そうかもな…)とシュンとしている少年達に夏向が元気づける

「でも、ほらヘリも楽しいかもよ?初めて乗るでしょ?藤堂さんと兄さんのヘリどっちで行く?」

「「「藤堂さん」」」

天星が(その即答ナニ?理由いえや)とにらんでいたが少年達はめんどくさいので荷物で顔を隠して残りの作業を手伝った

 

だいたいこれで終わりかというところで水を飲んでいた海空が近くにいた藤堂に声をかけた

「そういえばどんなとこ行くんだ?聞いてなかったわ」

(ん、こんなとこ)最終チェックをしていたタブレットで画像を出した

和歌山県だよ、BMODの作業場があって美月家桜時家のじいちゃんばあちゃんもいる町だね、凄いいいとこ、山、海、ほら最近改築した体育館もある、良いだろバスケもできるぞ」

〈〈〈〈〈〈 おおおー 〉〉〉〉〉〉

藤堂の近くにいた者達は肩越しに画像を見て喜んだ

荷物の反対側から夏向と陵介が頬杖ついて話を聞きながら思い出し笑いしていた

「藤堂さん、鼻から牛乳出したの思い出しません?」

藤堂は〈あれな〉という顔で表情を緩めた

「あっははは、あったな改築前のイベントな、あれはヤバかったわ」

明澄と優弦も水分を取りながら荷物に体を預けた

「なんの話ですか?」

(あれな?)と皆も集まっていた

陵介がだらしなく荷物の上にもたれ両腕を滑らせながら

「年明けすぐくらいかな、改装前に建物少々汚してもいいしってBMODの名目忘れたけどイベントすることになってさ、皆忙しかったのもあって空海さんに企画頼んだんだ、そしたら「口に牛乳含んで笑うな」ってイベントになっててクジで笑ってはいけないチームと笑かしにくチームになって開催されたんだけど、どっちになってもバツゲームだった、もう超苦行」

優弦が首をかしげた

「んー、笑かす係が当たりな気がするけど違うのか?」

夏向が自分を指差しながら

「これ、あくまで俺目線だけど笑っちゃいけないほうで良かったと思った、こらえきれなくて笑いまくったんだけどここら辺だけで済んだから」

そう言って鼻のあたりから胸のあたりを人差し指で円を描いた

海空がなるほどと

「あー、なる、笑われた側は広範囲に牛乳を浴びるってことか?」

晴明が思い出して鼻息を荒くする

「そだよ、俺と最ちゃん笑かしにいくチームで地獄よ?笑った奴の牛乳全身にガンガン浴びるしさー、最ちゃんは「吹き出すな飲めやあぁああーっ」てらしくもなく怒こり出すし、でも一番納得いかなかったのは空海の一人勝ちだぜ、こいつ1人だけ笑わなかったんだよな、言い出しっぺのクセに無傷じゃん、イラッときたわ」

そうだと言わんばかりに最澄が拳を握った

「しかも「なぁ、笑わせてくれよ、お前らがつまんねーから牛乳がぬるくなっちまった」って涼しいドヤ顔みた時、マジ苦行っ、わざとドヤしたでしょなんかそういうとこあるよね」

陵介も同意した

「そーそー空海さんのドヤ顔がムダにイケメンで牛乳臭い自分が悲しくなったんだよなぁ」

「思い出し怒りすんなよ、あんときもムカつかれてよー、皆にケツ蹴られたんだよなー、くーかいなのになぁー俺」

最澄と晴明が(コノヤロ)と膝でぼふっぼふっとお尻を蹴ろうとする、空海はごめんってと笑いながら側にいた優弦を盾にした

クスクスと笑っているところへ軽く走ってくる足音が聞こえ皆その方向を見ると悠一郎が大きな冷蔵ボックスをかかえていた

「向こうでも多少用意してるけど、到着してもいろいろやることあるから食料も持ってったほうがいいかと思って、だいたいこんなもんかな?」

(あ、そだ)明澄が悠一郎に駆け寄る

「おじさん、行く前に確認しておきたいことがあって、BMODで魔法のような能力がある人いれば、どんな力があるのか知りたいんです、アイテム製作の参考にしたくて」

「あ、それなら、陵介、PC開ける?俺んとこアクセスして」

それを耳にした詩音がスマホを操作する(ヒナリー?ちょっとこっち来て…あ、肉持ってこっちきてんのね、OK)

悠一郎が陵介の横に立ってPWを片手で入力して画面上の表を目線で追った(これだね…)明澄の方に目線を移し

「こっちの世界はそういう力ない人のほうが多いでしょ、まあウチは死んでる人相手にしたりちょっと変わってるから入社する時に一応確認してるんだ、ほとんどいないんだけど…ヒーリングできる人が何人かって感じかな…あと第6感っていうのかな…」

藤堂が手を挙げて

「俺もそうです、ちょっと和らげる程度ですけどヒーラー的な」

それを聞いて明澄がスマホにメモる

悠一郎と陵介はデータをスクロールしつつ確認している

「えっと、、どっちかって言うと「私、オバケ見えます」的な人ばっかりだけどヒーリング能力は藤堂くんと同じくらいのレベルの人があと7人いるね、変わり種は美凪くんのスキャン能力とか詩音の…」

悠一郎はそう言いながらPCに向かう中腰の姿勢から詩音を見上げた

詩音は少し恥ずかしそうに

「バカ力というか怪力?があるんだ私、通常時がそれなの、子供の頃は加減がコントロール難しかったけど今は意識しなくても加減できてるかな、陵介を抱きしめる時は手元が狂っちゃうんだけど」

〈 抱きしめられてませんっ! 〉

陵介がほんとにやめてくれという目線を送った(誤解されるだろうが、そういうこと言うなマジで)怒るぞと手で制止した

 

明澄はフムフムと興味深げにスマホにメモを取り続けた

「例えが難しいとは思いますが詩音さんどのくらいの力ですか?」

「うーん、コイン半分に潰せるとか、あ、このヘリは普通に片手で押せる、のと、、殴るとコンクリートボコれるかな」

(((((((( いや、驚くわ…かなりのもんじゃね? ))))))))

詩音に呼ばれた朝日奈が手を振りながら冷凍肉を持ってやってきた

「詩音パイセン、何すか?あ、これ持っていってもらう肉っす、どこ入れます?」

「ヒナリー、自分の能力のこと話してだって?」

藤堂が開けてくれた冷凍ボックスに肉を納めながら皆の顔をさらっと見回す

「マジっすか?、誰よりもクソっすよ、ショボすぎてガッカリする準備は抜かりない感じで了承?」

朝日奈はまわりをもう一度見回した

どんな爆撃も大丈夫だという顔で皆、朝日奈を見返した

……

「人を、思う方向に向かせることができるっす…1日にせいぜい2回くらいっすけど」

(うん、、確かにショボい…)という空気がその場を支配した

海空は珍しさというか共感できる部分があり

「俺も瞬間移動できるんだけどさ、日に1、2回くらいなんだよ、回数制限あるとマジ使えねえよな、下手すると戻れねえの、ぼっち限定で瞬で行きてえとこあんまねえし」

明澄がメモしながらはっとして

「そう言えばそうだったね、海空の瞬間移動、全然使わないもんねえ?忘れてたよ」

優弦も(そう言えばな)と思いながら朝日奈のほうを向いた

「ところで朝日奈さんさあ、そのチカラ役にたったことあんの?」

問題はそこである、役にたたなそうだとそこにいた大人枠とされる人達は聞いていいのかためらわれた質問だ

朝日奈は首が落ちそうなくらい首をかしげ(うーん)と言いながら腕組みをして記憶を探った

「学生の頃、友達が好きな人を振り向かせたいって言うから、前を歩いてた彼を、こっち向かせてあげたことくらいっすかねー」

〈〈〈 それって振り向かせる意味あってる? 〉〉〉

明澄はスマホにまたメモをしながら悠一郎に言った

「チカラが役立つかは別として、そういう人のほうがアイテム使用できるまでのスピードは0の人よりは段違いに速いと思うんですよね、使用時に必要な強い集中するチカラも無意識に出してるはずですし、ストーン使うスイッチはそれありきですから」

悠一郎は顎に手を添えながらなるほどと再度PCの画面に視線を落とした

「そうだね、朝日奈さんのチカラだって自分の首じゃなくて他人の首を振り向かせるんだもの、意識してなくても相当な集中力なんだね、改めてみんなの異能確認再度してみるよ、少しでもあるよって人から先にどんどんアイテムサンプルできたら試していってもらおうね」

夏向と陵介も頷く、夏向は自分が異能使用時はどうなのか思い出そうとしながら一応自分達のことも申告した

「いまのところあとは、、俺と陵介は前に言ったとおり、あ、そうだ、そういう力じゃないけど姉と朝日奈さんは体術にかなり長けているよ、他の人も前線に出る職員は時間作って毎日訓練はしてるんだけど特に2人は凄いっていうか」

明澄はスマホから顔を上げて

「たとえば相手が魔法無しなら多少やりあえるということですか?」

夏向は指で頭をかきながら少しうーんという表情で

「そうだね、、2人は可能性あるかな…他の人達はもとが戦い慣れてない人達だからね、どう答えるべきか迷うよ、本格的に取り組んでくれてる人もいるし、美凪くん開発のバトルゴーグル着けて実戦に近いトレーニングは多少できてると思うんだけど、現実には怖さも違うしね」

(そっか、最初はやっぱりあれかな)と明澄はアイテムを想像して呟き

「時間とってもらってありがとうございました、詩音さん、朝日奈さん、アイテムサンプルできたら試してもらっていいですか?」

「「もっちろん」」

詩音と朝日奈は居残り皆を見送った

 

 

 

 

 

感想 なんか学ぶわ

薬屋のひとりごと

 

お試しで読んで面白かった、のに

漫画買うのは躊躇してたんよね

アニメになってみたらやっぱり面白かった

なんで漫画買わんかったかと言うと

宦官が出てくるんだよね

なんか気持ち深く考えちゃうんよね

読んでる間ごちゃっとモヤっとするんよ

作者さんのお話以外のこと思ってしまうというのか

宦官って去勢された王族に使える人って感じやろ、たぶん

なんか理不尽歴史が超ニガテなんよな

なんで人に決められるん?

しかも変えられた体は、もどんないじゃん

自分で納得してそうした人少ないよね

マジ、ムリに権力で決められる的なのヤダなあ

間違い起こす前に切っとけって?取り返しつかんことされたら自分だったらどんな気持ちなわけよ

誰だろうが所変われば凡人だからな!

こういう場合、一生逃げられそうにない立場だったりする

行動の自由も限られた一生って辛すぎやろ

ダメなんよ、なんか、そんなこと思いながら読むと辛い

したくもされたくもないな

前世でしてなきゃいいなー

てか、なんでこんなにニガテかって

私にもそういう気持ちあるからだね

先に排除してしまえ的な気持ちね

それで心クリスタルな人まで傷つけるのはめちゃめちゃ怖い

いろいろ怖くなって読めないとか弱

薬屋は主人公がサッパリしてて助かる

これでジメッとした性格だったらあかんかったなー

これが作者さんの上手さかあ

理不尽をさらっと祓う強さが見るものの気持ちを軽くする

アニメの中でもやっぱり宦官の複雑な気持ちが時折出てくる

マオマオが心の拠り所になってよかったな

想像できないほど苦しいことだと思うから

どんな立場でどういう状況でも日常って仕方なくあるわけで

永く感じそうで、そこがしんどいとこでもあるんやけど…

ほら深くなってく、これやから理不尽歴史嫌いなんよ

薬屋は続き気になるし漫画買おーかな

おばあちゃんになった頃読み返してみたくもある

 

そういえば

おんなじような理由でこれは読めないと思った漫画がもう一つ

チ。だわ、ほんまにあかん

すごいためになりそうでよかったけど辛くて途中で閉じた

大昔に地動説とかあやしいしかない、それはわかる

何言ってんのコイツってなる

でもだからってそんなことすなヤバイ攻撃ってならんやろ

人間ってこわい

距離を取るだけで傷つけない選択肢はないんかい

逃げなかったやりとげる人はすごいでもそいつも怖い

感謝しなきゃなとこもあるんだろうが

両方の人間が怖いわコレ

凡人ブラボー、モブブラボー

食べても美味しくありませんキャラでいるのがいちばん

弱いからな

漫画読んでるとたまに選ばれんことって強い。。って思う

その考えマジ私雑魚にしかなれんな

 

 

 

 

 

感想 悪心は無くせんけど心の整理整頓

僕の心のヤバイやつ

 

これかなり子供向けだよな、、と思ったけど1話みてハマる

中学生主役だしなーって感じだったんだけど

なんだろう。。よかった…おもしろかったんだよね

市川くんに共感しかないというか

だからうまくいってほしいというか

あー私もキモかったなあ、って、まあいまもだけど

いまこんなこと思ってる自分ゴミやな、ってことあったし

現在もしょっちゅうあるけど

ほんま性格ってどこら辺で決まるん?

三つ子の魂いうくらいやから3歳なん?

なんも覚えてなくない?ナニガアッタン?

短期間で決めんといてよって思う

陰キャでも性格、、いや素直さなんかな、そこ大事よ

これはアニメだからハッピーエンドが可能で

陰キャでキモいやつは現実にはこんなこと起こらない

たぶん、99ぱー以上ナイ

でも山田さんが

楽しいのは私のお陰じゃない市川くん自身の力だみたいな

そんな感じのこと言ったんだけど

このアニメをみるのやめらんなかったのはさ

市川くんは自分を責めるし勘違いしないように反省する

だけど遠慮がちにも行動することはやめなかった

ちょうどいい案配でがんばってた

それがイヤじゃなかったんよ

それが性格のよさというか、素直さというか、、ね

いまさらなんだけど、あの頃の私、相当間違ってたわ

まったく行動できんかったし

妬んだり言う必要ない悪口もあったなー

なんかもっとゆがんでるほうにいってたかも

小学生くらいから環境が理由だけではない差はある

どうしても生まれた時から性格含め持って生まれるいうか?

同じ0スタートじゃない感覚は否めなかったけど

変えられるとこはあったわけで

自分から傷つきにいかんでもええのにというか

やりようがあったよなと解ってることもあるのに

なんか自分にあやまりたい

アニメのようにいかなくても

選択肢はいつだってたくさんあるわけで

選んでるのもいつだって自分なわけで

市川くんが

また自分で悪いほうに持っていったって言うのがさ

わかるー

私も悪いほう選んじゃってたなって、いっぱいあったよ

ごめん、私

おばさんになるまで気づいてあげられんかった

勇気出してあげられんかった自信もないしな

差はあれど選べる環境にはいたくせにな

市川くんは友達がいないことでも自信が持てない感じだが

私、少数派かもしんないけど気にしなくていいことだった

いてもいなくてもどっちでも悪いことじゃない

時々、動画のインタビューで

「一人のゴハンは美味しくない」

ってコメントしてる人いるんやけど

ありがたいことに私それはミリもない

旨いもんはうまい、宮川大輔くらいのうまい言うてる

なんなら一人メシでも軽く食リポするときある

お気に入りメニューの前は頂の舞いを小躍りもする

時々な共有してえーってこともちろんあるけど

一人でも幸せ感じるしメシうまいし爆笑もする

あー、、でも学生のうちはグループも楽しいもんねえ

大人だって仲間いればより楽しいもあるよねー

もうやり直し訊かんこと思いだしやっぱわからんな

1人も大勢も素敵ってことやろな

正解はムズいなあ

でも子供のころも大人になってからも

大事なんは「自分で選んで行動する」やと思ってるから

そこは大人になって改善したんよ、あと比べんムダやから

引き続き実行せんと

2期、市川くんの優しい行動でほっこりさせてもらおうっと

現実にはなかなかない、ほとんどの人に山田さんという

ご褒美はない

でも、歩み寄ろうとしてくれた人はゼロじゃなかったんよ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

感想 しょせん私は何でもほどほど

葬送のフリーレン

 

待ってたんよー、アニメになるの

好きなんだけど漫画ね字が多いんよこれ

アニメにならんかなーっておもとった

できれば最後まで頼むう

おばあちゃんになった時もう一度みたい

この物語、人間が先に死んでくやろ

リアルに私は現状やと死もほどほどというんかな

健康寿命の終わりで尽きるのがベストと思ってて

人様の手を借りなければムリという状態になるって

こっちも相手もしんどいやん

というか、私はしんどいんよな

それってお金もな

長生きしたらお金かかるやんなー

仮に健康でも、どんだけ働くんよ?

そうなるとイヤーほどほどでな、、ってなる

フリーレンはとりあえず健康と金の心配がないとしようか

ならフリーレンみたいに何千年も生きたいか。。

とか、考えちゃったん

や、微妙じゃね?

今度はメンタル大丈夫かよって思ってさ

フリーレンさあ、鈍感つうか鈍いっつうか

エルフそんな感覚ない的な設定じゃん

むしろ心あんまりあったら病むよね、だからかーって思って

世の中エルフばっかだったらいいかも知んないが

人間の中で生きたりしたら

好きな人が何人も死ぬってことじゃん

なんとなくヒンメルそうだけど

ヒンメル100回くらい見送るってことでしょ

フツーに恋愛感情なんて持つ心だったら辛いもんね

一緒にいたい?意味わかんない

え?この景色?何がいいんだかサッパリ、くらいじゃないと

メンタル持たないよね

うっかり心あると下手したら介護200回経験とかあるかも

アニメは美しく終われるけど現実はそうはいかんやろ

違う意味で恐ろしいな愛ってこわいときもあるかもしれん

どう転んでもやっぱりほどほどなのか。。

長く生きればいいというもんでもないかあ

羨ましいとすれば進化がみたいかも

石器時代の頃より脳みその容量増えてるんやろ

こっから先世の中どんな風になるのか

それをずっと見れるんはええなあ

あ、いや気候が50度くらいになるんやったらいややな…暑

結局ほどほどかー

フリーレンってほどほど心なくてふと隙間心みせるから

ついついもし大量の時間あったらとか考えてしまう

心も体も相当健康なら、、とかねー

ためになる漫画やな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人を幸せにする才能、誇っていいと思うよ、てかつくったん誰なん?

脱力顔がやばい。。またもや見るに耐えないほどなんだが

ブラックフライデー先行セールでかなり安く買えた

タツ

これに三角背もたれクッションで角度完璧

月とそばに光る木星を鑑賞しつつ一杯いただく

つまみのサーモンカルパッチョも安く買えたし言うことナシ

最高かよ!マジ、コタツすげーな

いや実家でもあんだから知ってたろって思うんだけど

ファミリーサイズのがリビングの真ん中にどーんで

自分の好きに位置変えらんないし

何より親父の要塞みたくなってて父臭いというか

近寄らなくなってしまった気すんな

だから好きなとこに設置して

寒くなく空鑑賞できるのは嬉しい

あったかいってすごいことなんやなあ、君のお陰やな

なんか不気味に微笑んで星探してんで私、こわっ

お酒もつまみもウンマ、幸せかもしれん

あー、、天体望遠鏡ほしいなあ

タツで寝転がって見れんかな

高いんよな…………はあぁ

大丈夫や!おばあちゃんになるまでに買お!

それまで老眼とか緑内障とかならんようにしてさあ

楽しみにしとこ

とりあえず27日ビーバームーンだ

脱力してコタツで見るかな

テーブルに何用意しよっかなーっと

 

 

 

 

 

 

ダメなりにも許せる範囲目指せればええけどムズぅ。。

いま近場でのお出掛けも我慢してて

まあまあ前から緩く節約してたけど

最近いろいろ思うところあってガチで節約してて近場も封印

だから世界遺産だったり絶景だったり

動画でみて癒されてるわけだが思い出したりしてな

 

あーそいえば、前に滝の近くのいい感じの岩に寝そべって

寝転がって脱力してたらおっさんの話し声して

救急車呼べだとかもう終わってる警察だとか言うの聞こえて

あん?何があったん?思ってそっちみたら

うわーって、驚かれて

「生きてる?、そんな顔して寝てたらおえんで」

「瞬きせんとハエ泊まるで」

みたいなこと言われて

「…すんません」

なんか知らんけど、あやまった

そんな顔か…

けど、瞬きくらいしとったし、死んでる思たん?

なんか…納得いかん、、かもしれん、、って感じやった

けど、いま…

星空の映像に移るときタブレットが暗くなって

脱力した自分の顔が画面に写ったとき

おっさんが言うたとおりやった

うーわ、コワっ、あかんやつやわ

人に見せたらダメな顔だった、、自分でキモかったんよ

すんどるなコレ

もともと恵まれた顔じゃないけど、そういうことでなくて

いや、そういうことか?

自分の顔、マジ怖いって思うの悲しいことやなダメなりに

映ったとき、マジ引いた、いい気分の顔がこれかい、ってな

ムダな抵抗やけど顔トレしてみるか、、なあ…

ああああ、旅したいダメな顔でも旅したーい

早く解禁できるようにきゅっとしろよーっ